イベント

2018.12.19

千葉県警察学校にて「セーフティ・サポートカー体験会」

九十九里の中心部、東金市に位置する千葉県警察学校において、県警交通部の警察官や、警察学校の初任課生等約120人を対象としたセーフティ・サポートカー(サポカー)の体験会を実施。一般の方が対象の場合とはまた異なるピリッとした緊張感の中で体験会は進行。社会の安全と交通安全の未来を担おうと志す方々の真剣さが随所に感じられ、私たち千葉県オールトヨタのスタッフにとっても、その真摯さに触発される貴重な体験会となりました。

「交通安全の主役は“人”」

体験会は、サポカーに搭載された先進の予防安全パッケージ、トヨタ・セーフティ・センスの機能全般と、安全に対するその有効性をお伝えすることからスタート。技術の発達が交通事故死傷者ゼロへの可能性を夢ではない次元にまで引き上げつつある現状をデータによって示すとともに、一方で、交通安全の主役はあくまでもドライバーであり、歩行者であり、私達ひとりひとりであるという意識をあらためて共有させていただきました。

「見て触れて理解する 先進技術が照らす未来」

屋内のブリーフィングに続き、「サポカーに必要な4つの安全機能」である被害低減ブレーキ・オートマチックハイビーム・車線逸脱警報・誤発進抑制機能を同乗体験。車の周辺には想像以上に死角が多く存在します。そこで今回は走行中の死角をカバーする機能の1つである、ブラインドスポットモニターを実際にサポカーに触れながら学生等にレクチャー。2組に分かれて交互に参加していただいた。警察官の方々が最新のカーテクノロジーを理解し、交通安全のための一助としていただけるならば、私たちにとっても意義のあることです。



「守るべきものを知る 安全への第一歩」

高齢者死傷事故で一番多いのが、道路横断時に左から来る車(道路の奥側)との接触です。その要因の多くは、高齢者の方々が自身の身体能力を見誤ってしまうこと。では実際に高齢者の身体能力を体験してみるとどうなるのかを学生等に疑似体験していただいた。視界が遮られる構造のゴーグルを着用し、体にウエイトを装着して、高齢者の方々の日常のご苦労を身を以て体験。平行して別グループではやはり身体能力が低下した状態の「飲酒疑似体験」にも参加していただいた。加齢による身体能力低下はやむを得ないこと。守べきものへの正しい認識の先に「交通事故死傷者ゼロ」の実現があります。