イベント

2019.08.27

第二回 千葉県警察学校[セーフティ・サポートカー体験会 ]

千葉県警察学校(東金市)において、昨年末に続く第二回目となるセーフティ・サポートカー(サポカー)体験会を開催しました。今回も警察学校初任科生の皆さんに参加いただき、前回の120名を大幅に上回る200余名もの生徒さん達が、猛暑の中、初々しくありながらも厳しい眼差しを以て体験会に参加され、将来の公務に活かそうと熱心に学ぶ姿が印象的でした。

「官民一体の力 協力と継続」

体験会は、県警交通部交通総務課・幸地要警部補の挨拶に始まり、オールトヨタスタッフによるサポカーの安全機能解説と体験会のブリーフィングへ。その後、グラウンドに移動して、サポカー8台を使用した「被害軽減ブレーキ(TSS)体験」「踏み間違い時サポートブレーキ(ICS)体験」「ブラインドスポットモニター(BSM)体験」「後付け純正用品・踏み間違い加速抑制システム解説」を4グループに分けて実施。多くの生徒さんにサポカーの効果と特性をアピール。同時に、サポカーはあくまでも安全の“サポート役”であることをあらためて理解していただきました。

「サポカー普及のために 今できること」

現在、国土交通省や経済産業省を中心に、国を挙げた「安全運転サポート車」普及啓発活動が推進されています。サポカー購入時の補助金制度や、メーカーごとに異なる安全機能付き自動車の名称統一など、サポカー普及に向けた様々な取り組みが進められる中、トヨタでは、購入タイミングの問題などで、すぐにはサポカー導入に至らないオーナー層に向け、後付け可能な「踏み間違い加速抑制システム」を開発。取付可能な車種・年式は限定的ながら、少しでも多くの方に「安全」を提供する努力を続けています。



「交通安全の第一線から 体験会参加の意義」

体験会の冒頭挨拶に立った幸地警部補は「今回のような警察目線で参加するサポカー体験からは、得られたその情報と知識によって、特に今後を見据えた事故捜査の面などに大きく活かされることが期待できる」との言葉も。また、実際にサポカーの効果を体験した生徒さんのひとりからは「テレビのCMだけではわからない部分が実体験できたことは大いに為になった。将来、自らの管轄地域の高齢者を中心とした、その認知活動に役立てていきたい」という、体験者ならではの感想が聞かれました。