イベント 教習

2019.10.29

「こども交通安全教室 @船橋市立南本町小学校」

10月29日、船橋市立南本町小学校において「こども交通安全教室」が行われました。この安全教室には、南本町小学校の1年生・2年生、あわせて140余名が参加。交通安全についてクイズや実践を交えて楽しみながら学習しました。

「まずは正しく知ることから」

1年生、2年生、各45分間ずつに分かれて行われた、この交通安全教室。体育館に集まった子供たちを前に“臨時課外講師”として千葉県オールトヨタスタッフが「授業」を担当しました。公道を歩く時、なぜ右側通行をする必要があるのか、といった交通安全の基本にはじまり、歩道の無い道路や歩道が左側にしか無い場合など、様々な道路環境の変化に応じた、より安全な「正しい道の歩き方」をスクリーン画像を用いたクイズ形式で質問。信号の色が表す正確な意味も伝え、具体的にどう行動することが危険回避につながるのかを理解してもらいました。

「交通安全 3つの約束」

 元気な声で交通安全クイズに答えてくれた子供たち。次は実践編です。体育館内にセットされた車両背面が描かれたボードを利用して、車の陰からの飛び出しの危険性を学習。同じく、各所に設置した横断歩道と信号に従い、歩行してみます。 ①手を上げて、右見て、左見て、もう一度右を見てから渡る ②信号を守る ③車の陰から絶対に飛び出さない 私たちと交わした、この3つの約束を忘れずに、日々の交通安全に活かしてもらえたら、この活動の意味も大きなものになります。



「意識の芽生えの大切さ」

周辺の交通危険箇所を常々気にかけ、各種の安全対策を日頃から施してきた南本町小学校。校長の入江浩二先生は、近隣の路地や交通量の多さを目にし、自転車の接触事故などを耳にするたび、児童への交通教育の必要性をあらためて強く感じると言います。今回は、見慣れないスタッフの存在とセットの効果か、子供たちがいつにも増して興味を示してくれたのでは、との感想も。社会にとっての“宝”である子供たちを危険から遠ざけ、守るため、今回のような啓蒙活動には、交通安全意識の芽生えへの重要な役割が課されていると確信します。