支援

2020.05.01

「飛沫循環抑制車両」を千葉県各所へ貸与

我々が今できること

千葉県オールトヨタとしてスローガンに掲げている
あなたと一緒に 笑顔の街 
繋げる 広がる 安心の街

新型コロナウイルス感染拡大に伴い生活が一変した今、 千葉県オールトヨタでなにかできることはないか? その答えの一つが、 新型コロナウイルス軽症患者を搬送する車両製作でした。 軽症患者の方々の移動に対して保健所職員の皆さまも、 そして患者様本人も不安を抱えているとの声を頂戴しました。

メーカーと販売店のつながり

そこで考えたのがトヨタ自動車が開発した飛沫循環抑制機能を搭載した車両を提供すること。 車両は患者が乗車する後部座席は陰圧状態となっており、シートを挟んで陽圧状態になっている運転席側への空気の流入を防ぐことで運転者の安全確保をしている構造となっています。 早速、製作手順を学ぶため県内各販売店の代表エンジニアがトヨタ自動車東富士研究所に集まり、作業手順を学びました。メーカーと販売店が一緒になって作業中も課題を見つけ出し作業工程を改善していく現場となりました。 そして持ち帰った技術を各販売店内で共有し車両製作を開始。 通常時からもクルマの整備では、お客様の大切な命を預かっているという認識を持って行動している我々も、未知のウイルスへの対策ということでより一層、緊張感をもって作業を実施しました。



千葉県への納入

 千葉県内でも感染者数が日毎増加していく状況に、少しでも早く車両を届けたいという思いから、千葉県オールトヨタで協力して合計26台を納入いたしました。 千葉県職員への車両使用説明も各社分担して行い各保健所へ配備されていきました。

千葉県プレスリリース

船橋市への納入

保健所政令市である船橋市は千葉県とは独立して保健所を受け持っており、感染者数も県内でも多いエリアであったため、車両提供の要望が早い段階からありました。市担当者、トヨタ自動車担当者、県内オールトヨタで協議を重ね、2台納車に至りました。

船橋市プレスリリース



千葉市への納入

政令指定都市である千葉市。 千葉市に対しては県内オールトヨタとしての活動状況を保健所へ報告し、車両提供意思を伝えたところ、必要と判断され、2台納車いたしました。

千葉市記者発表資料




地域に根付いたトヨタ販売店として

今回の活動を通してあらためて、 『人と人とのつながりの大切さ。』そして『日常の幸せ。』を再認識致しました。 今後も千葉県オールトヨタとしてみなさまと寄り添い 地域に根付いた活動を実施していきます。